毛の生地はウールじゃない

今回、浴衣を自分で作ろうかと思って、
布のストックをチェックしていて気づいたのですが、
「毛」と書いてある布が結構多いです。

確か呉服店では「ウール」と言っていた。
でも、普通のウールはもっと柔らかで、厚みがあります。
「毛」と「ウール」は違うんじゃないのかな、と色々調べてみました。

とりあえず、昨日ブログに写真を載せた生地は、
ウール混紡ではなくて、モスリン混紡じゃないかな、と思います。



モスリン(英語: muslin)とは綿(めん)や羊毛(ウール)などの単糸平織りした薄地の織物
日本では、モスリンは薄手の平織り羊毛生地を指すのが普通で、綿生地を綿モスリン、羊毛生地を本モスリンと呼んで区別することがある。


毛100%の反物も持っているんですが、
手触りが綿なんですよね。。。でも、少ししっとり感がある。
モスリンの腰紐も綿っぽいので、それと比べてみました。(´・ω・`)

この青い生地は、綿モスリンかも。
反物のほうとは手触りが違って、しっとり感がありません。
透けるほど薄手に織ってあるということは、暖かさを求めていない。。。
だから、綿モスリンかな、と勝手に判断しました。(`・ω・´)キリッ

これで浴衣を作ります。
問題は、この色は彼には似合わないかも、っていうことと、
生地がどうやらかなり古い物だということ。
日本でポリエステルが出回ったのは1958年頃だそうです。
それ以降に作られたものではあるけど、
付属の紙の変色具合を見ると、6-70年代頃の物かもしれません。
よくて80年代。どっちにしても古いー!
で、この色柄は、彼にはちょっと若いかも。

でも、悩んでいるうちに夏が来てしまう。。
ひとまずこれで作って、ほかにもいい反物があったら、
そっちで作り直す。つまり2枚作ろうかと思います。
時間があるかわからないけどー。

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