羽織や着物の型紙


そういえばハロウィンが近いんですよね。
書類の片付けは、まだちょっと時間がかかりそうなので、
とりあえず型紙だけアップしておきます。

型紙を見ただけで縫える人はどうぞお使いください。
女性用の袴、馬乗り袴や行灯袴、リクエストあれば型紙載せます。
三ツ身、四ツ身なども載っています。
下記の型紙は、とりあえずのチョイスです。

なお、単位は尺とか寸です。
センチで計算したい、自分のサイズぴったりに作りたい方は、
岩佐和裁さんをご参考にしてください。http://iwasa-wasai.com/shakusunbun.html

私は計算や数字が苦手なので、岩佐さんの自動計算はよく利用させていただいております。(*_ _)ペコリ
とても助かっています。ありがとうございます。

一ツ身襦袢(長じゅばん。後ろ身頃に縫い目がない)

男性用の道行きコート的な物。
最近は見かけませんね。

遠山の金さんのアレ。
意外と簡単そうだけど家紋を入れるのは無理かなあ。

遠山の金さんのアレの袴。
すみません。さっぱりわかりません(^^;

水戸黄門の羽織。袖なし。

ポイント

点線は折り目です。
普通の線の部分を切ってください。

和服は、洋服のように肩で切れていません。
和服の型を初めてご覧になる方は、
なんだこれはー、と思うかもしれませんが、
前身頃と後ろ身頃がくっついています。
肩に縫い目がありません。

この教科書の中にも、前の持ち主が作った型が挟まっていましたが、
この型を紙に書き写して切り取り、どうやって縫い合わせるのか、
糊でくっつけてみるとわかりやすいかもしれません。


ぶっちゃけ言いますと、
ご自分で縫われるのは、和裁士さんや、慣れている方以外は、
コスプレや普段着だけにしておいたほうが無難です。
フォーマルな場に着ていくお着物は、呉服屋さんで御仕立てしてもらいましょう!
高いけど。。。(´・ω・`)ションボリ



おかげさまで1,100アクセスを超えました。
こんなにもアクセス数が多くなるとは予想だにしなかったです。
皆様本当にどうもありがとうございます。(*- -)(*_ _)ペコリ
「型紙コーナー」を作って見やすく整理しようかなと思っています。
(私の無駄な説明を省いて、型紙だけバンバン載せてみようと考えております。)



************** リクエストありがとうございます**************


☆行灯袴の型紙☆
行灯袴
三尺六寸幅のセル地(生地の種類?)での男性用行灯袴の裁ち方。と書いてあります。
上の型紙の左のほうが見づらいのですが、
同じ長さの細かい部分は「前ひも」、一番上の長い部分は「後ろ紐」。
その下は「ツケ ビレ」「おな(右に同じ)」「腰切」 と書いてあります。


大人用袴の腰板の糸掛けの順序。
行灯袴の完成図がないので、これは必要かどうか・・・。
でも、子供用でも男性用には全部これがついています。

これは馬乗り袴の完成図ですが、
腰板のイメージをご参考にしてください。

前壁の取り方は女性用の袴と同じ、と書いてあるので、
「女性用の壁の取り方」というのを載せます~。
前壁は、多分ひだの部分のことで、
下の型紙での前布のことかな、と思います。

女性用の袴。
縫い合わせと壁の取り方の図。
 印刷が薄いですが、上が後ろ布、下が前布です。

女性用の袴の寸法。

一応、女性用の袴の裁ち方も追加しておきます~。
上の型は幅二尺の場合、下の図は幅三尺の場合の型、という意味のようです。
二尺=約60.6センチ、三尺=約90.9センチです。

これだけでわかりますでしょうかっ(;゜(エ)゜) アセアセ
ちなみに、画像をクリックしたほうが見やすいです。(*- -)(*_ _)ペコリ


あ、私なんか勘違いしていたみたいです。
リクエストいただいた方は女性ですよね?
下の三枚の型が「女性用の行灯袴」の型です。
行灯とは書いていないのですが、既製品の行灯袴を見たところ、
この型で大丈夫だと思われます。

いわゆる前身ごろ、後ろ身ごろとは別に、
ひだの布を作って縫い合わせるみたいです。


一応、壁の取り方を追記します。が、意味がわからない部分も多いです。
読んだら余計混乱するかもですが、一応載せておきますね(^-^;

図で示しているように、第一後ろ幅の出来上がりの3/4、
すなわち六寸(約18.18センチ)を一の壁と定め、
次に、一の壁と真ん中との中央から二分五厘(約0.7575センチ)減らしたものをフトコロとし、
その重りを一寸(約3.03センチ)にして、
下の寄り壁は後ろ幅の1/4、
上の寄り壁は下の寄り壁の1/2にして、順にたたみます。

前のほうは、一の壁を後ろ幅の3/5、四寸八分(約14.54センチ)に折り、
一の壁と真ん中の縫い目との間を三分し(三分割?)、
二分五厘(約0.7575センチ)減らしたものをフトコロとし、
残りを二分し(二分割?)、二のひだにする。
フトコロの重りは、後ろのフトコロと同じように一寸(約3.03センチ)重ね、
下の寄り壁は、後ろ幅の1/5より一分(0.3センチ)減らす、つまり一寸五分(約4.54センチ)にする。
上の寄り壁は、下の寄り壁の1/2に折り目をつけ、
後ろ前とも仕立て上がりの図のように
上中下の三箇所をシツケ糸でとめ、
笹壁(はじっこの斜めの部分)は、後ろ前とも図のように折ってください。
出来上がりの幅は前後とも一の壁の1/4にします。






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